この記事では、“dinner”と“supper”の違いを分かりやすく説明していきます。
「dinner」とは?
“dinner”には2つの意味があります。
1つめは、1日の中でもっとも多く食べる食事のことです。
多くの日本人は、朝・昼・夜の3食のうち、夕食をもっとも多く食べる傾向があります。
たとえば、朝はシリアル、昼食はサラダとパスタ、夕食はハンバーグ・サラダ・スープ・パンといったようなものです。
この内容を見てわかるとおり、夕食がもっとも食べる量が多くなっています。
この1日のうちで食べる量が多くなる食事のことを指しています。
人によって1日のうちでもっとも食べる量が多くなる食事時間帯は違います。
昼食が多ければ“dinner”は昼食を指していることになります。
その場合、夕食は“supper”や“tea”といいます。
夕食が“dinner”なら昼食は“lunch”です。
“dinner”には主要な食事という意味があり、人を招いての食事や祝宴のことも指しています。
もう一つの意味は食事です。
一般的な食事のことを指しており、どの時間帯の食事なのかという意味は含まれていません。
「dinner」の使い方
1日のうちで主となる食事のことをいいます。
人によって食べる量は異なります。
“Christmas dinner”とするとクリスマスの食事の意味になります。
「supper」とは?
“supper”の意味は3つあります。
1つめは軽い夕食です。
特に昼食をしっかり食べたときの夜の食事をいいます。
受験勉強などで夜遅くまで起きていると、お腹が空いてくることがあります。
このときに、軽く何かを食べることがあるでしょう。
しっかりとした食事というほどの量ではありません。
“supper”は、こういった軽い食事のことも指しています。
2つめは夕食会です。
夕食が出るダンスパーティーなどを指しています。
パーティーなどでは、テーブルが用意されていて、そこに食べものが置かれていて、参加者が好きに食べられるようになっています。
ダンスパーティーなどでは、こういった形式のものがみられます。
3つめは夕食に出る食物です。
1つめの意味は食事の名称ですが、3つめの意味はそこで出される食べものを指しています。
「supper」の使い方
しっかりとした食事ではなく、軽く食べる食事、特に昼食をしっかり食べた後の夕食のことを指して使用します。
「dinner」と「supper」の違い
どちらの言葉も食事を意味しているのですが、食事の内容が違います。
“dinner”は1日の中でもっとも食べる量が多くなる食事です。
朝・昼・夜の3食を食べているなら、その中で食べる量が一番多い食事のことを指しています。
“supper”は、量がそれほど多くない夜の食事です。
1日の主となるようなしっかりした量の食事ではなく、昼食をしっかり食べたなら、それよりも軽い食事のことを指しています。
まとめ
食事のことを指している2つの言葉ですが、それぞれの言葉が意味するものは食べる量に違いがあります。