「指針」と「指標」の違いとは?分かりやすく解釈

「指針」と「指標」の違いとは?違い

この記事では、「指針」「指標」の違いを分かりやすく説明していきます。

「指針」とは?

「指針」には、物事を進めるうえで頼りになるもの。

参考になるもの。

基本的な方針といった意味があります。

そのほか、「指針」には、磁石盤や時計、メーターなどの指示装置に付いている針を意味し、そこから、方向を示すもの。

そして、その方向が人生においても、正しい方向、安全に進むことができる方向を示すといった意味で用いられています。


「指標」とは?

「指標」には、物事を判断する、評価するうえで目印になるものといった意味があります。

何かの判断や評価を行ううえで必要になる数値や目印を意味し、「指標」を基に色々なことを判断します。

どちらが正しいのか。

どちらが良いのか。

などを判断するために必要なツールが「指標」になります。


「指針」と「指標」の違い

「指針」には、物事を進めるうえで頼りになるもの。

参考になるもの。

基本的な方針といった意味があり、「指標」には、物事を判断する、評価するうえで目印になるものといった意味があります。

「指針」は抽象的なものとなり、明確な数字などが示される必要はありません。

一方、「指標」は具体的なものとなり、必要に応じて明確な数値などが示されます。

そのことから、同じ今後のことに対する目標や方針であっても、「指針」の場合は、おおまかなものとなり、「指標」の場合は、数値などで具体化されたものになるといった違いがあります。

「指針」の例文

・『過去の偉人から、生きるすべの指針を学ぶ』
・『育児書は、子育てママの子育ての指針として愛用されることが多い』

「指標」の例文

・『私にとって、恩師の生き方は大切な指標になっています』
・『芸能人にとって、テレビの視聴率は大切な人気の指標となります』

まとめ

どちらも、今後の流れにおいて大切な物となる「指針」「指標」ですが、それぞれが掲げる内容に違いがあるものとなります。

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