「湾」や「海」は海水がある場所を示す言葉として使われています。
この記事では、「湾」と「海」の違いを分かりやすく説明していきます。
「湾」とは?
「湾」とは奥行が湾口よりも幅広い場所を示す言葉であり、陸地に囲まれた土地を示す時に使います。
「湾」の中でも特に大きいものは英語で“gulf”と呼び、小さいものは“bay”と呼びます。
“gulf”は漢字で「海湾」と書くことが可能です。
日本には色々な種類の「湾」があり、東京湾や伊勢湾、大阪湾などが有名です。
さらに日本では海流の激しい海域を示す言葉として「灘」を使いますが、こちらは播磨灘や鹿児島灘、日向灘などが有名です。
「海」とは?
「海」とは陸地以外の海水に満たされた場所を示す言葉であり、こちらは英語で“sea”と書きます。
「海」の中でも広いものは「海洋」と呼ばれており、様々な種類の生物が生息しています。
「海」は地球の7割を占める場所であり、様々な生物が生息する他にも人間が漁業する場所にもなっているのが特徴です。
古代ではこの「海」は陸地を分断するものでしたが、船や航海術が発展するにつれて様々な人が「海」を越えて交流していきました。
「湾」と「海」の違い
「湾」は奥行が湾口よりも幅広い場所を示す言葉です。
「海」は地球の7割を占める場所であり、この場所には様々な生物が生息しています。
人間はこの「海」で漁業をしたり、これを越えることによって貿易してきました。
「湾」の例文
・『湾岸エリアは毎年夏になると多くの観光客がやってくる』
・『東京湾から見る花火は結構綺麗でした』
「海」の例文
・『明日は海水浴に行くので日焼け止めを買ってきました』
・『広大な海を制覇した海賊王の漫画を読んでいます』
まとめ
「湾」は奥行が湾口よりも幅広い場所を示す言葉であり、日本では東京湾や大阪湾などが有名です。
「海」は地球の7割を占める場所であり、様々な海が存在しています。