この記事では、「水菜」と「サラダ水菜」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「水菜」とは?
京都が発祥の地である「水菜」【みずな】は、気温が低い場所でも逞しく生きる野菜です。
白菜と大根のように青々とした緑豊かな色に育つ葉であるため、鍋やサラダの彩りとしてよく使われています。
食べ方としては、横に切り、鍋は一番最後の方に入れて、シャキとした歯応えを楽しむ食材です。
最初は関西で親しまれていた京野として食べられていた「水菜」は、大阪で鍋のはりはりに入れる野菜として使われました。
現在では品種改良されて食べやすくなり、水耕栽培で作られています。
「サラダ水菜」とは?
青々とした葉の「サラダ水菜」【サラダみずな】は、白い柄の部分がしゃきとした歯応えが楽しめる野菜です。
たっぷり葉が付いているところが良さでもあり、青臭さもないため洗って盛り付けるだけで簡単にサラダとして食べられます。
サクシャキとした口当たりが楽しいこの野菜は春夏秋冬といつでも採れるのが魅力的です。
10月から3月まで採れて、露地栽培した後は収穫して洗い、鶏がらスープやごま油で和えます。
ナムルやチョレギといった韓国料理として食べられている食材です。
「水菜」と「サラダ水菜」の違い
「水菜」と「サラダ水菜」の違いを、分かりやすく解説します。
水で洗えばすぐ食べられる「水菜」は、塩を振りかけて軽く揉むだけでしんなりして食べやすくなります。
味はさっぱりして苦味も少なく、軽い食感の野菜で、たっぷり食べられるところが魅力です。
鮮度を見分けるには、葉がぴんと上に立っていて、緑色が鮮やかに出ているものを選びます。
もう一方の「サラダ水菜」は、生で食べるのに特化した露地栽培で育てられた軸が細い野菜です。
食感は柔らかくて食べやすく、マヨネーズで和えたり、塩昆布で味付けして食べられています。
まとめ
水で洗うだけで食べられる野菜を2つご紹介しましたが、食べ方や軸の太さなどに違いがあります。
調理して食べたり、画像で違いを比べてみるといいでしょう。