「春ウコン」と「秋ウコン」の違いとは?分かりやすく解釈

「春ウコン」と「秋ウコン」の違いとは?違い

旬によるもの?それとも別品種だから?

この記事では、「春ウコン」「秋ウコン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「春ウコン」とは?

「春ウコン」は春に花を咲かせる種類のウコンです。

品種的には「姜黄」と名前がついたものがメインだと思っていいでしょう。

外観も漢字の意味通りだと思って構いません。

生姜を思わせる根茎肉が黄色なのが特徴になります。

また春に咲く花は美しいピンク色です。


「秋ウコン」とは?

秋ウコンは「鬱金」という種類の秋に花を咲かせる種類の「ウコン」です。

根茎肉がまさすがに黄金色ではなく、サンライズオレンジの様な鮮やかなオレンジよりなのが特徴で花の色は白。

日本で「ウコン」と呼ばれるのは「秋ウコン」であり、ターメリックとしてカレーなどに使われているのも同種になります。


「春ウコン」と「秋ウコン」の違い

「春ウコン」「秋ウコン」の違いを、分かりやすく解説します。

同じ種類で二期作であったり、春と秋の二季咲き性の花である訳ではありません。

完全に両者は別の品種であると言っていいでしょう。

「春ウコン」の花は春にピンク色ほ花が咲く「姜黄」にあたります。

一方の「秋ウコン」は秋に白い花を咲かせる「鬱金」という名称になります。

その違いは根茎肉の色と食味だと言っていいでしょう。

文字通り「春ウコン」の茎肉は鮮やかな黄色で、一見カレー粉に使われるターメリックを連想させますが別物。

同名の香辛料となるのは「秋ウコン」です。

「春ウコン」はその苦みから食用には向きません。

しかし日本の慣用句“良薬は口に苦し”の言葉通りに加工され、健康食品として利用されています。

「秋ウコン」は茎肉がオレンジ色なのが特徴です。

ターメリックと呼ばれ、その使用法通りに使われると言っていいでしょう。

まとめ

「春ウコン」はピンク色の花が春に咲くのが特徴、根茎肉は黄色です。

苦みが強いため粉末として加工され使用されるのが特徴的と言っていいでしょう。

「秋ウコン」秋に白い花を咲かせ、根茎肉部分が強いオレンジ色なのが特徴です。

一般的なターメリックは「秋ウコン」になります。

当然味もそれに準じた使われ方がされ、日本ではカレーライスのスパイスとしても有名だと言えるでしょう。

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