「今年」と「本年」の違いとは?分かりやすく解釈

「今年」と「本年」の違いとは?違い

この記事では、「今年」「本年」の違いを分かりやすく説明していきます。

「今年」とは?

「今年」「ことし・こんねん」と読みます。

意味は「現在進行している時点での一年」です。

話し手がいる現在の1月1日〜12月31日までのことです。


「今年」の言葉の使い方

「今年」は名詞として「今年は〜だ」「今年度」「今年こそ」などと使われます。

「今」「いま」とも読み「現在」「このたび」という意味、「年」「1月から12月までの期間」「365日を一つと数える時間の単位」という意味、「今年」「現在進んでいる1月から12月までの期間」になります。

下で紹介する「本年」と同じ意味ですが、あらたまった意味はなく、ビジネスから日常会話まで幅広く使われます。


「本年」とは?

「本年」「ほんねん」と読みます。

意味は「現在進行している時点での一年」で、「今年」と同じ意味です。

「本年」の言葉の使い方

「本年」は名詞として「本年も〜お願いします」「本年度」などと使われます。

「本」「もと」とも読み「草木の根や茎」から転じて「ものごとの根源」「中心となる部分」「当の・この・わが」という意味、、「年」「1月から12月までの期間」という意味、「本年」「正に現在の1月から12月までの期間」になります。

「今年」と同じ意味ですが、基本的に、目上の人や社外の人向けに改まった場面で使われる言葉です。

「今年」と「本年」の違い

「今年」「現在進んでいる1月から12月までの期間、『本年』と同じであらたまった意味はない」です。

「本年」「正に現在の1月から12月までの期間、『今年』と同じだがあらたまった場面で使う」です。

「今年」の例文

「今年」の例文は以下の通りです。

・『今年もよろしくお願いします』
・『今年こそがんばりましょう』

「本年」の例文

「本年」の例文は以下の通りです。

・『本年も何卒よろしくお願い申し上げます』
・『本年度から社名を変更いたします』

まとめ

今回は「今年」「本年」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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