この記事では、「ミトン」と「手袋」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ミトン」とは?
5本の指のうち親指だけが4本指とは別になっている手袋が“mitten”「ミトン」であり、料理を作るときあると焼けどせず便利です。
料理に火を通したとき熱くなった鍋の取ってを持つときに使う手袋であり、片手にはめて使ったり、両手鍋のときは左右の手に使います。
素材は洗える綿が一般的であり、生地の間に綿が入っているので断熱性があり、直接手に熱が伝わりません。
熱さを感じなくなるので鍋の取ってや食器が持ちやすくなり、流しにお湯を捨てたり、茶碗蒸しを作ったときでも負担なく容器を持って皿にのせるとき便利です。
「手袋」とは?
手にはめる防寒用のアイテムを「手袋」【てぶくろ】といいます。
手を寒さから守るための冬用のアイテムであり、雪が降る寒い日に手が濡れたり、気温が低いため手がかじかむといった問題が起きないように使うものです。
綿が入っている分厚い「手袋」はスキーや登山するときに使い、防水加工がされているため雪を触っても染み込みません。
他にもお洒落なコートを着るときはスウェードや革、ベロアといった素材の「手袋」を選びます。
なかにはビーズや糸などで装飾されている可愛らしいものも揃うのが魅力です。
「ミトン」と「手袋」の違い
「ミトン」と「手袋」の違いを、分かりやすく解説します。
親指だけが他の4本指と分離して使えるような形状に作られている二股の手袋を「ミトン」と呼びます。
主な素材は、汚れたら洗える綿素材を中心に、お洒落な服装と合わせられる革、毛糸といったものがあり、手元も彩り豊かに合わせられる手袋です。
中には防水加工されているものは登山に使われるなど、様々な用途に選ばれています。
もう一方の「手袋」は、寒い季節に手を守るためにはめる防寒着であり、革や毛糸など暖かな素材で厚めに作られているものを指すアイテムです。
中には紫外線から手や腕を守る綿素材の「手袋」や、水で物を洗うとき濡れないように使えるビニール手袋が揃います。
まとめ
同じように手にはめて使うものですが、料理を作るか、寒いときに使うかの違いがあります。
どのようなものか画像やファッションサイトなどで比べてみるといいでしょう。