「ムエタイ」と「k-1」の違いとは?分かりやすく解釈

「ムエタイ」と「k-1」の違いとは?違い

日本では「キックの鬼」の影響が大きかった!?

この記事では、「ムエタイ」「K-1」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ムエタイ」とは?

言わずと知れたタイの国技であり、立ち技格闘技を指します。

日本の天覧試合と同様、しばしばタイ国王による王覧試合 が行われるほどの歴史ある競技だと言っていいでしょう。

日本では真空飛び膝蹴りや飛び前蹴りで一世風靡。

“キックの鬼”こと「沢村忠」が死闘を繰り広げたのがその名前を知られるキッカケになったと言っていいでしょう。

90年代にエスニックブームが起こるまではタイ=ムエタイと認知していた方も多いと思われます。

貧困のスポーツとも呼ばれており、かつてのタイでは男性が貧困から抜けだすためにはムエタイ選手になるしかないと言われ、このバックボーンは多くの創作物で使われて行くことになりました。


「K-1」とは?

空手団体・正道会館の「石井和義」氏が1993年に起ち上げた立ち技の総合格闘競技イベントになります。

空手・キックボクシング・クンフー等の頭文字KとKINGの頭文字を重ね合わせた意味を持ち、そのNo. 1を決める1と合わせた造語になります。

90年代末〜00年代序盤までは時代の潮流にのり「PRIDE」とともに格闘技ブームの牽引役となりました。

その後「石井和義」氏のケイ・ワン脱税事件や運営会社の財政難などを経て、新たに主催団体国際K-1連盟が発足し、現在に至ります。


「ムエタイ」と「K-1」の違い

「ムエタイ」「K-1」の違いを、分かりやすく解説します。

一番大きな点は「ムエタイ」は競技名であり、タイの国技でもあるスポーツ&格闘技です。

現在では国際式があるものタイ国内が主戦場でタイ人選手が多いのが特徴でしょう。

また積み重ねた歴史も「K-1」とは雲泥の差があります。

「K-1」は1993年に始まった“立ち技の格闘技”を集めた総合格闘技イベントにしか過ぎません。

但し競技の垣根を越えて「K-1」ルールで対戦。

多額のファイトマネーや賞金が出る事から現在では世界的に興行が行われています。

まとめ

「ムエタイ」は歴史あるタイの国技ともいえるスポーツであり、日本でその名前が知られたのは1960年代と古くから知られています。

初期の「K-1」の日本人選手の中には「ムエタイ」選手と激闘を繰り広げた「沢村忠」氏に影響を受けた人物も多いと言えるでしょう。

「K-1」は本年2023年で30周年を迎える立ち技格闘技の総合格闘技イベントを指します。

近年では格闘技ジャンルとしての「K-1」も認知が進んだと言えるでしょう。

違い
違い比較辞典