この記事では、「一日も早く」と「一日でも早く」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一日も早く」とは?
「一日も早く」の意味は、「ある期間のうち、一日くらいは早まって欲しいこと」です。
時間がかかることは分かっているのですが、その中でも一日単位で前倒しして欲しい気持ちを表します。
「一日も早く」の言葉の使い方
「一日も早く」は「一日+も+早く」で成り立っています。
「一日」は「ついたち」ではなく、「朝から日暮れまで」という意味、「も」は形助詞で「～ぐらい・ほど」などおおよその程度を表す意味、「早く」は「時期を前倒しして」という意味です。
基本的に、早くして欲しい気持ちの中でも「一日ほどでも」という意味で使われる語です。
「一日でも早く」とは?
「一日でも早く」の意味は、「ある期間のうち、たとえ一日であっても早まって欲しいこと」です。
時間がかかることは分かっているのですが、とにかく一日でも待ち遠しい気持ちを表します。
「一日でも早く」の言葉の使い方
「一日でも早く」は「一日+でも+早く」で成り立っています。
「一日」は「朝から日暮れまで」という意味、「でも」は断定の助動詞「だ」の連用形「で」に限定の係助詞「も」が付いた語、「早く」は「時期を前倒しして」という意味です。
基本的に、早くして欲しい気持ちの中でも「一日でさえも」という強い気持ちを表す時に使われます。
「一日も早く」と「一日でも早く」の違い
「一日も早く」は「ある期間のうち、一日くらいは早まって欲しいこと」です。
「一日でも早く」は「ある期間のうち、たとえ一日であっても早まって欲しいこと」です。
「一日も早く」の例文
「一日も早く」の例文は以下の通りです。
・『一日も早く家が完成するといいですね』
・『一日も早く仕事を覚えたいと思う』
・『一日も早く元気になってください』
「一日でも早く」の例文
「一日でも早く」の例文は以下の通りです。
・『一日でも早く職場復帰したい』
・『一日でも早結果を知りたい』
・『一日でも早く次の仕事を決めたい』
まとめ
今回は「一日も早く」と「一日でも早く」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
