この記事では、「みつ豆」と「フルーツポンチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「みつ豆」とは?
「みつ豆」には、必ず入っていなければならないものがあります。
それは、塩茹でされた赤えんどう豆です。
「みつ豆」の発祥は、赤えんどう豆を塩茹でし、そこにシロップをかけ食べたものとなります。
非常に歴史のある甘味で、江戸時代末期には「みつ豆」は販売されていました。
その当時は、茹でた赤えんどう豆に蜜をかけただけのものでしたが、その後、明治に入り現在のように、寒天やサクランボ、ミカンやパイナップルなどのフルーツが加えられました。
現在、よく見かける「みつ豆」は、シンプルな「豆かん」をはじめ、アイスクリームやソフトクリームなどを加えた「クリームみつ豆」。
多くの果物が加えられた「フルーツみつ豆」。
寒天の代わりにコーヒーゼリーを用いた「コーヒーみつ豆」などがあります。
「みつ豆」に使用するシロップは、主に黒蜜や求肥、糖蜜となります。
「フルーツポンチ」とは?
色鮮やかな様々なフルーツが入っている「フルーツポンチ」。
パイナップルやサクランボ、ミカンのほか、イチゴなども入っています。
本来、「フルーツポンチ」はカクテルのパンチの中にフルーツを入れ楽しまれていました。
そのため、アルコールを含むものとなっていましたが、現在では、子供でも手軽に楽しむことができるように、アルコールは使用せず、シロップのみの「フルーツポンチ」となっています。
「みつ豆」と「フルーツポンチ」の違い
「みつ豆」も「フルーツポンチ」も、冷たく暑い日には欠かせないデザートです。
どちらも、甘くて、中には様々なフルーツが入っています。
パイナップルやミカン、サクランボといったフルーツのほか、どちらにも寒天が加えられています。
そのため、一見、同じもののように思えますが、1つだけ大きな違いがあります。
それが、塩茹でされた赤えんどう豆です。
「みつ豆」には必ず赤えんどう豆が入っており、「フルーツポンチ」には、赤えんどう豆は入っていません。
まとめ
「みつ豆」と「フルーツポンチ」には、以上のような違いがあります。