車に搭載する装備として「バックモニター」と「バックカメラ」があります。
この2つはそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「バックモニター」と「バックカメラ」の違いを解説します。
「バックモニター」とは?
「バックモニター」とは、「車体後方の映像を映し出す確認用モニター」のことです。
「バックモニター」の使い方
映像を映し出す画面装置のことを「モニター」といいます。
「バックモニター」はモニターのうち後方確認に使われる自動車用のモニターを指す言葉です。
「バックカメラ」とは?
「バックカメラ」とは、「自動車の後方を撮影するため後部に取り付けるカメラ」のことです。
「バックカメラ」の使い方
自動車の前方は運転手が目視で直接確認できますが自動車の後方はミラーなどを利用しても限定的な範囲しか見られません。
目視確認を補うために自動車後方を撮影するためのカメラが「バックカメラ」です。
「バックモニター」と「バックカメラ」の違い
「バックモニター」と「バックカメラ」の違いは「役割」です。
どちらも運転席から後方を確認するためのシステムを構成する装置で後方の映像を映し出すモニターを「バックモニター」といい、モニターに映し出す映像を撮影するカメラが「バックカメラ」です。
「バックモニター」と「バックカメラ」はセットでシステムを組んで利用するものでありどちらか一方だけでは役に立ちません。
両方を装備して初めて後方確認システムとして機能します。
駐車時の後方安全確認のほか後続車の様子を記録するドライブレコーダーとしても使われます。
「バックモニター」の例文
・『バックモニターを見ながら駐車する』
・『バックモニターには誰も写っていない』
「バックカメラ」の例文
・『バックカメラを取り付ける』
・『バックカメラはオプション装備だ』
まとめ
「バックモニター」と「バックカメラ」は後方確認システムの表示装置と撮影装置という違いで区別されます。
安全運転に関わる言葉なのでそれぞれの意味を正しく知っておきましょう。