「ぱるる銀行」と「ゆうちょ銀行」の違いとは?分かりやすく解釈

「ぱるる銀行」と「ゆうちょ銀行」の違いとは?違い

この記事では、「ぱるる銀行」「ゆうちょ銀行」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぱるる銀行」とは?

ぱるる銀行はゆうちょ銀行のことを指していることが多いですが、ぱるる銀行という呼び名は正確ではありません。

ぱるるは日本郵政公社の郵便貯金事業部門における郵便貯金総合通帳のことでした。

日本では2007年にそれまで国営で行われてきた郵政事業が国有化され、郵便貯金などの銀行業務はゆうちょ銀行が行うことになります。

現在、ぱるるは存在しておらず、ゆうちょ銀行の総合口座になっています。

しかし、郵政民営化される前に作ったぱるるという通帳はそのまま使用することができるため、ぱるる銀行の通帳と勘違いしてしまうことがあるのです。

ぱるるは日本郵政公社の通帳のことなので、ぱるる銀行は元々存在していません。


「ゆうちょ銀行」とは?

ゆうちょ銀行は2007年に発足した銀行で、日本郵政公社から郵便貯金事業を受け継ぎました。

全国に展開している郵便局のネットワークを通じ、様々な金融サービスを提供しています。

ゆうちょ銀行では、国際分散投資によって資金を運用したり金融サービスを提供することで手数料収入を得たりしています。

資金運用では、日本国債や外国社債などの有価証券による投資を行います。

ゆうちょ銀行の店舗数は23000を超えており、全国の銀行全てを合わせたよりも多いです。


「ぱるる銀行」と「ゆうちょ銀行」の違い

ゆうちょ銀行は日本郵政公社から郵便貯金事業を受け継いだ銀行です。

ぱるる銀行というのは存在していません。

日本郵政公社の時代の総合口座通帳をぱるると呼んでいたので、ぱるる銀行と勘違いしやすいのです。

ぱるると書かれている通帳は、ゆうちょ銀行の総合口座通帳として使用することができます。

まとめ

ゆうちょ銀行は日本郵政公社の郵便貯金事業を受け継いだ銀行です。

日本郵政公社の時代には、郵便貯金総合通帳をぱるると呼んでいました。

ぱるる銀行があるわけではありません。

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