「よもやま話」と「井戸端会議」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「よもやま話」と「井戸端会議」の違いとは?違い

この記事では、「よもやま話」「井戸端会議」の違いを分かりやすく説明していきます。

「よもやま話」とは?

とりとめのない話や世間話のことをいいます。

漢字で書くと四方山話となります。

四方八方あるいは四面八面が語源とされます。

四方八方は「よもやも」といい、語尾が変化して「よもやま」になったと考えられます。

四方八方も四面八面も「あちこち」という意味で、あちこちで聞いた話がよもやま話になります。

1つのテーマについて話し合ったり議論をするのではなく、話題が次々と移り変わっていくものです。

「よもやま話に花が咲く」という慣用句もあり、世間話に夢中になっている様子を表しています。


「井戸端会議」とは?

女性たちが集まって世間話や他愛のないお喋りをすることをいいます。

日本の長屋では昔、共同井戸に女性たちが集まって水汲みや洗濯をしていました。

その際に世間話をしていたので、その様子をからかう意味で井戸端会議という言葉が生まれました。

現在でも女性達が集まってお喋りをしている様子を井戸端会議と表現することがあります。


「よもやま話」と「井戸端会議」の違い

よもやま話は世間話のことを指していますが、井戸端会議は世間話をしている様子のことをいいます。

井戸端会議の場合、女性が集まって家事の合間に行っていたお喋りなので女性がするものというニュアンスがあります。

また、男性からの皮肉として用いられたりもします。

よもやま話の場合には、性別に関係なくする世間話になります。

皮肉の意味合いはありません。

「よもやま話」の例文

・『あのグループはよもやま話に花が咲いたようだね』
・『ばったり旧友に会いよもやま話をした』

「井戸端会議」の例文

・『まだ帰ってこないのは井戸端会議になったからだろう』
・『井戸端会議ばかりで困ったものだ』

まとめ

よもやま話は世間話や色々な話題の話で、井戸端会議は世間話をしている様子をいいます。

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