この記事では、「because of」と「due to」の違いを分かりやすく説明していきます。
「because of」とは?
“because of”とは「○○のために」や「○○のせいで」など理由や原因を表す英語の慣用句です。
「because of」の使い方
“because of”は、“finished because of”(のために終わりました)のように動詞や動詞句の後に置いて使われています。
「due to」とは?
“due to”とは「○○のせいで」や「○○が原因で」、「○○することになっている」、「○○するはずである」、「○○することになっている」、「○○に支払うべき」などの意味を表す英語の慣用句です。
「due to」の使い方
“due to”は、“The end of A was due to”(のためにAは終わりました)のように名詞+be動詞の後に置いて使われています。
「because of」と「due to」の違い
結論から述べると、“because of”と“due to”はどちらも同じような意味を表す類義語に当たります。
したがって、基本的にはどちらを使っても不適切になるということはありませんが、“because of”よりも“due to”の方がフォーマルな印象を持ちます。
したがって、公式のお知らせなどでは“due to”が用いられるケースの方が多いようです。
逆に日常会話などでは、“because of”の方を用いるケースが多いようです。
「because of」の例文
・“This PC was broken because of aging. ”
(このパソコンは経年劣化により壊れました)
「due to」の例文
・“The end of service was due to judgment of the company. ”
(会社の判断によりサービス終了となりました)
まとめ
“because of”と“due to”はどちらも同じような意味を表す類義語ですが、“because of”はカジュアルな表現、“due to”はフォーマルな表現ということでした。