「相思相愛」と「両思い」の違いとは?分かりやすく解釈

「相思相愛」と「両思い」の違いとは?違い

この記事では、「相思相愛」【そうしそうあい】と「両思い」【りょうおもい】の違いを分かりやすく説明していきます。

「相思相愛」とは?意味

相手と気持ちを交わし、思い合う状態を「相思相愛」【そうしそうあい】といいます。

相手が今このようにして欲しいと感じ取り、一緒に行動してあげようと思う気持ちを指すわけです。

恋愛においては、相手がどう愛されたいか表情一つで読み取れるようになり、会話しなくても気持ちが通じるいい関係を保てるカップルを「相思相愛の二人」と表します。


「両思い」とは?意味

お互いに好意を持つ関係性を「両思い」【りょうおもい】といいます。

愛情を持った者同士が気持ちを通わせる行為を指す言葉であり、相手を独占して強い愛情を注ぎ込み、恋愛感情を通わせる者同士を指すわけです。

このような状態になるには、相手も自分のことを愛し、心底惚れていることが前提になり、愛してあげたいと思う気持ちを募らせて、離れていても相手を強く愛します。


「相思相愛」と「両思い」の違い

「相思相愛」「両思い」の違いを、分かりやすく解説します。

心を通わす者同士が相手を理解し合うことが「相思相愛」です。

お互いに慕い合って心を通わし、強い絆を深めた相手との関係性を表します。

恋愛においては、愛し合う者同士が強く心を通わせて相手との関係を良くするといった状態を意味するわけです。

もう一方の「両思い」はお互いに好きという恋愛感情を持って付き合う状態を指します。

「相思相愛」の例文

・『相思相愛になるには、相手の表情をよく見て察することが大事』
・『一緒に過ごす時間を増やすことが相思相愛を深めるコツだ』

「両思い」の例文

・『両思いの恋人同士は誰が見ても仲が良くて羨ましい』
・『片思いの人が両思いになり、結婚する愛の形に憧れる』

まとめ

どちらも相手と気持ちを通わす言葉ですが、使い方や意味に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典