この記事では、エアコンの「送風」と「除湿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「送風」とは?
送風は、そうふうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば分かる事でしょうが、人や物を別の場所に運びおくるといった意味を持っている送の漢字に、かぜや大気の動きといった意味を有する風の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそエアコンの送風は、温度や湿度の調整を行わずに風を送る事を表すのです。
「送風」の言葉の使い方
送風は、文字通り風を送るという意味で使われる言葉となっています。
エアコンの機能として、湿度や温度制御を行う事なく、ファンを回して室内に風を送る機能に対して、この送風という言葉が使用されているのです。
「除湿」とは?
除湿は、じょしつと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、取りのぞく等の意味の除の文字に、しっけやしめる等の意味がある湿の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事からエアコンの除湿は、湿気を取り除く機能を示します。
「除湿」の言葉の使い方
除湿は、湿気を取り除くといった意味の言葉として用いられているのです。
エアコンでは、室内の湿度を下げる目的で使われる機能として、この除湿という言葉が使用されています。
「送風」と「除湿」の違い
送風と除湿の漢字表記を見比べれば、漢字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらもエアコンの機能として存在しているので、混同する危険性はないとは言えません。
ただし送風は、ファンを回してただ風を送る機能を表します。
一方の除湿は、室内の湿気を取り除くといった機能を示すのです。
まとめ
2つの言葉は、使用されている漢字も読み方も特に似てはいません。
ですがどちらも、エアコンの機能として存在している点がややこしかったりします。
とはいえ送風は、湿度や温度調節を目的とせず、ただ室内に風を送る機能という意味で使われています。
対する除湿は、室内の湿度を下げるための機能を意味する言葉として、用いられているのです。