この記事では、「顔合わせ」と「面談」の違いを分かりやすく説明していきます。
「顔合わせ」とは?
「顔合わせ」は「かおあわせ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「複数の人が、ある共通の目的の為に、ある場所に集まること」という意味です。
2つ目は「演劇・映画などで、有名な俳優同士が共演すること」という意味です。
3つ目は「競技において、対戦相手となった者同士のこと」という意味です。
「顔合わせ」の言葉の使い方
「顔合わせ」は名詞として「顔合わせするう・した」「豪華な顔合わせ」などと使われます。
「顔」は「顔つき」「顔のようす」から転じて「そこに現れる予定の人」「かおぶれ」という意味、「合わせ」は動詞「合わせる」の連用形が名詞化した言葉で「二つ以上のものをつけて一つにする」「二つのものを釣り合うようにする」「対抗させる」という意味、「顔合わせ」で「そこに現れる予定の人と対面すること」「同等の者同士を対抗させること」になります。
「面談」とは?
「面談」は「めんだん」と読みます。
意味は「相手と直接会って話をすること」です。
相談事や交渉事がある時に、相手と直接会って、細かい話をすることを表します。
最近では直接会わない電話やオンラインによる「面談」も増えています。
「面談」の言葉の使い方
「面談」は名詞として「面談する・した」「面談を受ける」「個人面談」などと使われます。
「面」は「おもて」とも読み「人の顔」から転じて「顔を向ける」「向き合う」という意味、「談」は「話す」「語る」「話し合い」「話した事柄」という意味、「面談」で「顔を向き合わせて話し合うこと」になります。
「顔合わせ」と「面談」の違い
「顔合わせ」は「そこに現れる予定の人と対面すること」「同等の者同士を対抗させること」です。
「面談」は「顔を向き合わせて話し合うこと」です。
まとめ
今回は「顔合わせ」と「面談」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。