「およそ」と「おおよそ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「およそ」と「おおよそ」の違いとは?違い

この記事では、「およそ」「おおよそ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「およそ」とは?

およそは、凡そという風に漢字混じりでも表記される言葉です。

そんなおよそは、大方や大体、物事の大体の部分にいい加減な様等といった意味を示します。

要するに大まかに説明したり、大雑把な内容の話を切り出す時等に、このおよその言葉が使われているのです。

もっとも古い言葉ではなくどちらかと言うと現代語寄りの軽めの言葉であるため、このおよそは、口語として利用される事が多く見られます。


「おおよそ」とは?

おおよそは、漢字で大凡と表記される事もある言葉です。

更におおよそは、大体の所やあらまし、細部に拘る事はなく大雑把に判断する、といった意味を表します。

表現的にはやや古風な言い回しであるため、現在では口語として使われる事は余りない言葉となっているのです。

口語ではなく、文章に使われる事が多いため、若干ですが大仰なニュアンスのある言葉となっています。


「およそ」と「おおよそ」の違い

およそとおおよその文字表記を並べた上で、見比べを行ってみると、おの文字が1つあるか2つ使われているかの違いが存在する事に気付けるものです。

所がその他の文字は全く同じであるため、読み方もかなり似通っています。

それ所か、どちらも物事の大体の部分や、大まかにといった同じ意味を所有しているため、いざ使い分けを意識するとどちらを選択すべきかで悩んでしまう人は珍しくありません。

というのもそもそもおよそは、おおよそが音変化して生まれた言葉であり、同じ意味の言葉として使用可能です。

ただしおよその方が現代的でやや軽い表現なので、口語として使われる事が多く、おおよそは少し古風なので、文章に用いられる事が多い言葉という違いもあります。

まとめ

2つの言葉は共通する文字も多く、読み方も似ている上に、どちらも、大雑把とか物事の大体の所といった同じ意味を持っているのです。

そもそも、およそはおおよそが音変化して誕生した言葉であり、同じ意味として使える言葉となっています。

もっともおよそは、現代語寄りであるため気軽に使用される言葉であり、どちらかと言うと口語で用いられる言葉です。

対するおおよそは幾分古風で堅めの表現なので、文章に駆使される事が多く見られる言葉となっています。

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