「玄関ポーチ」と「アルコーブ」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「玄関ポーチ」と「アルコーブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「玄関ポーチ」とは?
マンションの住戸の玄関前に設置されている場合もある「玄関ポーチ」。
マンションの場合は、共有スペースとなるエントランスやエレベーター、廊下を通り自分の玄関に向かう流れが一般的です。
そのなかで、各部屋の玄関前に独立性を高めるために設置された場所が「玄関ポーチ」になります。
そこには、門扉が設置されており、自宅に入るまでには門扉を開け、「玄関ポーチ」に入り。
そして、部屋のドアを開けるといった流れになります。
多くの場合、この「玄関ポーチ」内は専用使用部分と位置付けられます。
そのため、その部屋に住む人の専用スペースとなり誰でも自由に侵入することはできません。
「アルコープ」とは?
マンションの住戸の玄関前に設けられている1平米から2平米ほどのスペースを「アルコープ」と言います。
ちょうど、廊下から玄関に向け少しくぼんだ部分が「アルコープ」です。
この「アルコープ」があることで、玄関ドアを開け閉めする際、周りからの視線を遮る効果がありプライバシーが確保しやすくなります。
ただし、「アルコープ」は居住者の専用スペースではありません。
あくまでも、共用スペースの廊下の一部となり、誰が侵入しても問題はありません。
「玄関ポーチ」と「アルコーブ」の違い
同じマンションの廊下に設置されている「玄関ポーチ」と「アルコーブ」。
大きな違いは、「玄関ポーチ」には門扉があり、「アルコープ」には門扉がないこと。
また、「玄関ポーチ」の場合、専用スペースになっている場合が多い反面、「アルコープ」は共用スペースが基本となること。
といった違いがあります。
そのため、「玄関ポーチ」の場合は、誰でも侵入することができるわけではないため注意が必要です。
まとめ
「玄関ポーチ」と「アルコーブ」には、以上のような違いがあります。