この記事では、「トマトソース」と「ケチャップ」の違いについて紹介します。
トマトソースとは?
トマトソースとは、トマトをベースに塩や香辛料などの調味料を加えて作ったソースのことをいいます。
イタリア料理など洋食系の料理に使われることが多いです。
肉や魚、野菜などの煮込み料理にも使われています。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、みじん切りにした玉ねぎを炒めてホールトマトやカットトマトを入れて煮込みます。
バジルや塩などを加えて味を調えたのが、日本で食べられている一般的なトマトソースになります。
缶詰なども販売されていますが、日本ではトマトソースは可溶性固形分が8%以上で25%未満のものと定義されています。
また、トマトソースはパスタにかけるパスタソースのことを指す場合もあります。
ケチャップとは?
ケチャップとは、トマトなどの野菜や果物から作られている調味料のことをいいます。
英語では「ketchup」ですが、本来は野菜や魚介類、キノコなどから作られる調味料のことを指していました。
日本ではケチャップというと、トマトをベースにしたトマトケチャップのことを指します。
アメリカから伝わったケチャップが元になっており、オムライスやナポリタンなどの料理には欠かせない調味料です。
日本では、可溶性固形分が25%以上と定められています。
トマトソースとケチャップの違い
トマトソースもケチャップもトマトの加工品ですが、日本では農林水産省の規格によって定義されています。
可溶性固形分が8%以上で25%未満のものがトマトソースで、25%以上のものがケチャップになります。
ケチャップの方が濃厚で、甘みも強くなっています。
トマトソースはケチャップに比べると味が薄く、水っぽいです。
まとめ
トマトソースとケチャップでは、可溶性固形分の含有量に違いがあります。
8%以上で25%未満のものがトマトソースで、25%以上あるのがケチャップです。