『釣りキチ三平』から始める人も多かった渓流釣り、必要な竿はどっち?
この記事では、「渓流竿」と「テンカラ竿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「渓流竿」とは?
源流、渓流、本流の3つの釣り場の領域に合った竿が販売されています。
これらを総称して「渓流竿」と呼びます。
テンカラ竿やフライフィッシング、ミャク釣りなどで使われる「のべ竿」は基本的に「渓流竿」と呼んでいいでしょう。
「テンカラ竿」とは?
釣りが趣味の方にとってはバイブルでもある『釣りキチ三平』。
物語が秋田県の山中でもあり、「テンカラ竿」を使った渓流釣りの描写は多々見る事ができると言えるでしょう。
劇中の秋田県では既に明治時代から“てんから”と呼ばれる釣法があった事も言及されていました。
「テンカラ竿」の長さのスタンダードなものは3. 3m〜3. 6m。
長尺は4. 4m〜4. 8m前後になります。
先調子、胴調子、本調子の3つに分類されますが、市販品で特化されているのはピンポイントに狙った場所に落とせる先調子のものになります。
「渓流竿」と「テンカラ竿」の違い
「渓流竿」と「テンカラ竿」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的に「渓流竿」に「テンカラ竿」は含まれます。
「渓流竿」という総称の中に「源流テンカラ竿」「渓流テンカラ竿」「本流テンカラ竿」があると言えば解りやすいのではないでしょうか。
ただしラインナップに全てが存在している訳ではありません。
『シマノ』社の場合は源流と渓流に対応した3. 3mが最短。
競合の『ダイワ』社は3. 2mが最短のラインナップになっています。
まとめ
「渓流竿」に「テンカラ竿」は含まれます。
そして以下の三種類に分類可能でした。
「源流テンカラ竿」「渓流テンカラ竿」「本流テンカラ竿」から構成され、上流から下流域の釣り場に対応して、竿が長くなっていくと言っていいでしょう。
ただし国内釣り具メーカー大手2社である『シマノ』『ダイワ』社のラインナップを見ると「源流テンカラ竿」はほとんど選ぶ余地がありません。
メーカーのラインナップ的に「渓流竿」は「先調子特化型渓流テンカラ竿」「渓流テンカラ竿」「本流テンカラ竿」実質三種類で構成されていると言っていいでしょう。