「実務」と「事務」の違いとは?分かりやすく解釈

「実務」と「事務」の違いとは?違い

この記事では、「実務」「事務」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実務」とは?

「実務」「じつむ」と読みます。

意味は、「ある仕事において、具体的にするべきこと」です。

知識や理論で理解しているだけではなく、実際にその仕事を取り扱うことです。


「実務」の言葉の使い方

「実務」は名詞として「実務を行う・行った」「実務にたずさわる」「実務経験」などと使われます。

「実」「み」とも読み「草や木のみ」から転じて「中身が詰まる」「そらごとでない」「本当の事柄」という意味、「務」「つと(める)」とも読み「力を尽くして当たるべき仕事や役目」という意味、「実務」「力を尽くして当たるべき本当の仕事内容」になります。


「事務」とは?

「事務」「じむ」と読みます。

意味は「役所・会社などで、書類・帳簿の作成・処理など、主として机の上でする仕事のこと」です。

社内における、パソコン作業や各種書類の処理、電話応対など、デスクワークの総称です。

「事務」の言葉の使い方

「事務」は名詞として「事務を行う・行った」「事務処理」「営業事務」などと使われます。

「事」「こと」とも読み「ことがら」「できごと」「しごと」という意味、「務」「力を尽くして当たるべき仕事や役目」という意味、「事務」「力を尽くして当たるべき社内での作業」になります。

「実務」と「事務」の違い

「実務」「力を尽くして当たるべき本当の仕事内容」です。

「事務」「力を尽くして当たるべき社内での作業」です。

「実務」の例文

「実務」の例文は以下の通りです。

・『応募条件は実務経験3年以上だ』
・『この内容は実務担当者に訊いた方がはやい』
・『貿易実務は専門用語を覚える必要がある』

「事務」の例文

「事務」の例文は以下の通りです。

・『営業よりも事務の仕事をしたい』
・『事務の仕事は基本的に内勤だ』
・『訪問先で事務の女性に案内してもらう』

まとめ

今回は「実務」「事務」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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