この記事では、「浴衣」と「パジャマ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「浴衣」とは?
「浴衣」は「ゆかた」と読みます。
意味は、「前部分を左右打ち合わせて着る、木綿でできた薄手の着物こと」です。
湯上りや夏の普段着として着用します。
「浴衣」の言葉の使い方
「浴衣」は衣料品用語として使われます。
語源は「湯帷子(ゆかたびら)」という語で、平安時代に使われていた、入浴用の着物のことです。
木綿素材で汗を吸収し易く着心地が良いことから、湯上りに着用する様になりそのまま寝巻として着られる様になりました。
次第に「ゆかた」と呼ばれる様になり、「浴衣」という漢字があてはめられ、夏場のちょっとした外出の時にも着られる様になりました。
「パジャマ」とは?
「パジャマ」とは、「寝巻の種類のひとつで、ゆったりとした上着とズボンがセットになっているもの」という意味です。
上下わかれていて、縫い目の少ない洋風の寝巻です。
「パジャマ」の言葉の使い方
「パジャマ」は衣料品用語として使われます。
英語の「pajamas・ pyjamas」が日本語化した言葉で、英語では常に複数形になります。
基本的に就寝時に着る衣服ですが、最近では部屋着と兼用になっているものもあります。
「浴衣」と「パジャマ」の違い
「浴衣」は「前部分を左右打ち合わせて着る、木綿でできた薄手の着物こと」です。
「パジャマ」は「ゆったりとした上着とズボンがセットになっている洋風の寝巻」です。
「浴衣」の例文
「浴衣」の例文は以下の通りです。
・『浴衣で花火大会へ行く』
・『温泉ホテルでおしゃれな浴衣を着る』
「パジャマ」の例文
「パジャマ」の例文は以下の通りです。
・『寝相が悪いのでパジャマを着る』
・『女友達とパジャマパーティを開く』
まとめ
今回は「浴衣」と「パジャマ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。