木材を保護したり防湿するために塗る塗料にはニスと呼ばれており、こちらは「水性ニス」と「油性ニス」が存在します。
この記事では、「水性ニス」と「油性ニス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水性ニス」とは?
「水性ニス」とは水性の塗料を示す言葉であり、こちらはアクリルを使ったものとウレタンを使ったものが存在します。
「水性ニス」は乾きが早いことから手軽に塗れるものとして人気です。
また「水性ニス」は密着性も高く綺麗なツヤが出ることから色々ものに使われています。
水性のウレタンニスは食品衛生法に適しているものもあり、こちらは食器などにも使うことが可能です。
「油性ニス」とは?
「油性ニス」とは油性の塗料を示す言葉であり、強固な皮膜を作ることが可能です。
「油性ニス」はウレタンを使っており、独特なあめ色を出すことから木目と相性がいいのが特徴です。
水性のものと比べると乾燥に時間が掛かる点や強い溶剤臭が出ることから、塗る時にはしっかりと換気することが必要になります。
「油性ニス」は屋内の物から屋外の塗装にも使うことが可能です。
「水性ニス」と「油性ニス」の違い
「水性ニス」は簡単に乾燥することや綺麗なツヤが出ることから色々な物に使われています。
「油性ニス」は乾燥するのにやや長い時間が掛かりますが、独特なあめ色が出る点や耐久性が高い点が特徴です。
「水性ニス」の例文
・『水性ニスはDIYによく使っています』
・『木工の授業用に水性ニスを買ってきました』
「油性ニス」の例文
・『油性ニスを塗る際にはしっかりと換気しましょう』
・『昔丁寧に油性ニスを塗ったので、木製のドアはとてもいい色合いになりました』
まとめ
「水性ニス」や「油性ニス」は木製のものをコーティングする際に使う塗料です。
この2つは乾燥時間やツヤの具合が違いますが、どちらも色々な物に使われています。
「油性ニス」は乾燥に時間がかかり、溶剤臭が強いことから換気をしっかりしながら作業する必要があります。