この記事では、「主旋律」と「副旋律」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主旋律」とは?
「主旋律」は「しゅれんりつ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「楽曲において、最も中心となる節のこと、リードボーカルやリード楽器が担当する部分」という意味です。
2つ目は転じて「文学作品の主題や世界観など基盤となる考えのこと」という意味です。
「主旋律」の言葉の使い方
「主旋律」は主に音楽用語として使われます。
「主」は「あるじ」とも読み「かしらとなる人」「中心になるもの」という意味、「旋」は「ぐるぐるめぐる」という意味、「律」は「行動を秩序づけるためのおきて」から転じて「音楽の高低の動き」という意味、「主旋律」で「音楽の高低の動きをめぐる調べで、中心になるもの」になります。
「副旋律」とは?
「副旋律」は「ふくせんりつ」と読みます。
意味は「楽曲において、最も中心となる節を引き立たせるために、別の音程で作られたもうひとつの節のこと、コーラスやサイド楽器が担当する部分」という意味です。
「ハモリ」とは違い、三度差・五度差ではなく、違うメロディーのことが多くなります。
「副旋律」の言葉の使い方
「副旋律」は音楽用語として使われます。
「副」は「主たるものにつき添うもの」という意味、「旋律」は「音楽の高低の動きをめぐる調べ」という意味、「副旋律」で「音楽の高低の動きをめぐる調べで、中心となるメロディーに付き添い奏でられ、引き立てる効果があるもの」になります。
「主旋律」と「副旋律」の違い
「主旋律」は「音楽の高低の動きをめぐる調べで、中心になるもの」です。
「副旋律」は「音楽の高低の動きをめぐる調べで、中心となるメロディーに付き添い奏でられ、引き立てる効果があるもの」です。
まとめ
今回は「主旋律」と「副旋律」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。