「ダクトテープ」と「アルミテープ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ダクトテープ」と「アルミテープ」の違いとは?違い

「ダクトテープ」「アルミテープ」はどちらも粘着テープの一種ですが具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「ダクトテープ」「アルミテープ」の違いを解説します。

「ダクトテープ」とは?

「ダクトテープ」とは、「表面をポリエチレンでコーティングした強力な粘着テープ」です。


「ダクトテープ」の使い方

強度を高めるため薄い層を何層もに重ねて間を繊維で補強し表面のポリエチレンコーティングで耐水性を高めた強力な粘着テープです。

元は弾薬箱に使われていた軍需用の粘着テープでしたが民間用としてダクト工事の施工に広く使われるようになったことから「ダクトテープ」と呼ばれています。

普通の粘着テープと比べて圧倒的に強度が高く簡単にはちぎれません。

何重にも巻いて厚みを増すことで強度はさらに高まり、壊れた部品の補修や隙間ふさぎなどあらゆる用途に使える万能テープです。


「アルミテープ」とは?

「アルミテープ」とは、「薄く伸ばしたアルミ箔のテープ」です。

「アルミテープ」の使い方

アルミニウムを薄く伸ばして加工し帯状にしたものの総称で、一般的には裏面に糊が塗られたアルミ製の粘着テープを指します。

金属で作られているので耐熱性や体湿性に優れ、熱や湿気に影響される空調ダクトの接合や水回りの補修などに使用されます。

「ダクトテープ」と「アルミテープ」の違い

「ダクトテープ」「アルミテープ」の違いは「材質」です。

「ダクトテープ」はポリエチレン系の化学繊維で作られているのに対し「ダクトテープ」はアルミ箔でできています。

「ダクトテープ」は積層構造により高い強度を持ちますが「アルミテープ」はアルミ箔を粘着加工しただけなので強度は高くありません。

「ダクトテープ」の例文

・『ダクトテープで隙間を塞ぐ』
・『ダクトテープで巻いてあるので簡単には壊れない』

「アルミテープ」の例文

・『アルミテープでグルグル巻きにする』
・『水回りの補修にはアルミテープを使う』

まとめ

「ダクトテープ」「アルミテープ」は異なる性質を持つ粘着テープです。

それぞれの特徴を踏まえて使い分けてください。

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