「サンショウモ」と「オオサンショウモ」の違いには、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「サンショウモ」と「オオサンショウモ」の違いの違いを分かりやすく説明していきます。
「サンショウモ」とは?
「サンショウモ」は、浮き草タイプの水草です。
「サンショウモ」は本来一年草になります。
そのため、冬になると葉や茎は枯れてしまいます。
しかし、だからと言って諦める必要はなく、「サンショウモ」の場合、工夫次第で冬越しは可能です。
「サンショウモ」の場合、葉や茎は枯れてしまうものの胞子のみ冬越しが可能です。
すべての胞子が発芽するわけではないものの8個中1個の割合で発芽します。
その胞子の発芽に成功すれば「サンショウモ」の冬越しに成功したということになります。
「オオサンショウモ」とは?
「オオサンショウモ」は南米といった暑い地域原産のシダ植物の仲間になります。
日本では1950年代頃から栽培されるようになり広く普及しています。
形態は多年草または一年草で、要注意外来生物に指定されているため注意が必要です。
「サンショウモ」と「オオサンショウモ」の違い
「サンショウモ」と「オオサンショウモ」の大きな違いは、まず、在来種なのか。
外来種なのか。
といった点にあります。
「サンショウモ」は在来種ですが、「オオサンショウモ」は、観賞用として南米などから輸入された外来種になります。
見た目の違いは葉の大きさにあり、「サンショウモ」の場合は葉の長さは1. 5センチ程度。
対して、「オオサンショウモ」は2センチから3センチ程度となります。
冬越しにおいては、「サンショウモ」の葉や茎は冬越しすることはできませんが、「オオサンショウモ」の場合は、温度管理を行うことで冬越しは可能です。
栽培レベルは、「オオサンショウモ」に比べ「サンショウモ」の方が難しくなります。
「オオサンショウモ」は、もともと観賞用として輸入されているため手軽に栽培することが可能です。
まとめ
以上のように、見た目は非常に似ているものの異なって点が多い「サンショウモ」と「オオサンショウモ」になります。