「UVライト」と「LEDライト」はどちらも光を照射するライトですがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「UVライト」と「LEDライト」の違いを解説します。
「UVライト」とは?
「UVライト」とは、「紫外線を照射するライト」です。
「UVライト」の使い方
「UVライト」の「UV」とは「ultra violet」の略語で光の波長が紫よりも外にある光線、つまり「紫外線」のことです。
日焼けの原因になることで知られるUVですが歯科治療やハンドクラフトの材料として使われるレジン液を反応させ硬化させる光として使われています。
柔らかく好きなように加工できるUVレジンで目的の形を作ったあとに「UVライト」を照射すると硬化して加工後の形に固まります。
「LEDライト」とは?
「LEDライト」とは、「LEDの発光により光を放つライト」です。
「LEDライト」の使い方
LEDは発行する性質を持つ半導体の一種です。
蛍光灯や電球など従来の照明に比べて少ない電力で明るく輝くことから次世代の照明として切り替えが進んでいます。
レジン液の中には光に反応して硬化する「LEDレジン」と呼ばれるものがあります。
一般的に「LEDライト」というとスタンドライトや懐中電灯などLEDの明かりを照明に利用するものを指しますが、ハンドクラフトの世界ではLEDレジンの硬化に使用する専用の照明装置を「LEDライト」と呼んでいます。
「UVライト」と「LEDライト」の違い
「UVライト」と「LEDライト」は照射する光の種類が違います。
「UVライト」が紫外線を照射するライトなのに対し「LEDライト」は自然光に近い性質を持つ光を放ちます。
ハンドクラフトの世界では「UVライト」はUVレジンの硬化に「LEDライト」はLEDレジンの硬化に使う照射装置を指す言葉です。
まとめ
「UVライト」と「LEDライト」は照射する光の種類が違います。
それぞれ対応するレジンを硬化させるのに使いますが、どちらのライトにも反応する「UV・LEDレジン」も存在します。
レジンの種類に合わせて適切なライトを使用してください。