この記事では、釣りの「ライズ」と「ボイル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ライズ」とは?
「ライズ」とは小魚を食べる魚が捕食前後で水面近くを跳ね回るように泳ぐことです。
水面近くの小魚を捕食する場合、小魚を食べる魚であるフィッシュイーターも水面に近付きます。
それによって魚の体が見えるほど水面近くまで上がったり水面から背びれが出るほど浮かんでいる様子がライズで、捕食そのものではなく前後の普通に泳いでいる様子を指す言葉です。
魚が水面近くにいるため泳ぐことで水面が揺れてバシャバシャと音がすることもあります。
「ボイル」とは?
「ボイル」とは小魚を食べる魚が水面の小魚を捕食している様子を指す言葉です。
フィッシュイーターは小魚を捕食する際に小魚だけを食べるのではなく周囲の水ごと飲み込みます。
そのため水面近くにいる小魚の群れを捕食しているとそこだけ水面が荒れ、その様子が沸騰しているようだということで付いた呼び方がボイルです。
ボイルが起きている場合捕食している魚はとにかく目の前のものを食べようと躍起になって勢い付いていますが、そのせいで水面から飛び出すことは滅多にありませんし、そうして飛び出すこともボイルとは呼びません。
釣りの「ライズ」と「ボイル」の違い
「ライズ」と「ボイル」の違いを、分かりやすく解説します。
魚が小魚を捕食する前後で水面近くにいる様子が「ライズ」で、魚が小魚を捕食していて水面が沸騰しているかのように荒れている様子が「ボイル」です。
「ライズ」では捕食前後で水面近くを泳いでいる様子だけを指し捕食行動そのものをしているわけではありませんが、「ボイル」は捕食行動をしている様子を指します。
まとめ
どちらも魚が水面近くにいる様子ではありますが、「ライズ」は水面近くを勢いよく跳ね回て泳いでいる様子なのに対し、「ボイル」は魚を捕食している影響で水面が沸騰状態のように見えることという違いがあります。
釣りたい場合はボイル中の魚は捕食に必死で判断力が低下して適当なキャストでも釣れることも多いですが、ライズ中の魚はまだ冷静なので考えてキャストしないとかかりにくいでしょう。