給湯器「10号」と「16号」の違いとは?分かりやすく解釈

「10号」と「16号」の違いとは?違い

この記事では、給湯器の「10号」「16号」の違いを分かりやすく説明していきます。

「10号」とは?

給湯器は水をお湯に変えて供給する機器ですが、能力によって種類が分かれています。

10号・16号・20号・24号などの号数があります。

この号数は水温に加えて25℃のお湯を1分間に何リットル出せるかを示すもので、10号の場合には1分間に10リットルのお湯ができることを表しています。

設定温度が同じで水温が低ければ、その分だけエネルギーが必要になるので出湯量は少なくなります。

10号は給湯器の中では能力が低い部類で、キッチン等のスポット給湯に適しています。

浴室などの給湯器には能力が不足しているので向きません。


「16号」とは?

16号は、水温プラス25℃のお湯を1分間に16リットルつくれる能力を持った給湯器のことをいいます。

シャワーを浴びるのにも問題なく使用できます。

ただし、浴室でシャワーを浴びている時にキッチンで洗い物をする等、複数のか所で利用するには十分な能力ではありません。

そのため16号は一人暮らしなど単身世帯に向いている給湯器です。


「10号」と「16号」の違い

給湯器の10号と16号では、水温プラス25℃のお湯を1分間に出せる量に違いがあります。

10号は10リットルで、16号は16リットルになります。

10号はキッチンなどで使うスポット給湯に向いており、シャワーなどがある浴室の給湯器ではパワーが足りません。

それに対して16号は、浴室で使用するのに向いています。

シャワーも問題なく使用することができます。

そのため給湯器の能力が高いのは16号になります。

給湯器の号数は大きすぎても小さすぎても良くないので、状況に応じて選ぶことが重要です。

まとめ

10号は水温プラス25℃のお湯を1分間に10リットル出せる能力を持つ給湯器で、16号は1分間に16リットル出せる能力を持つ給湯器です。

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