知っておいて損なし、どちらを選べばいい?この記事では、「赤秀」と「青秀」の違いを分かりやすく説明していきます。
「赤秀」とは?
果物の種類、産地により等級づけは変わりますが、共通しているのは優品よりも秀品の方が評価が高い事です。
その秀品の中のランキングで『特秀』や『エクストラ』『ロイヤル』といった最上級の1つ下のグレードを指すのが「赤秀」だと言っていいでしょう。
物によっては『特赤秀』も存在する場合もありますが、総じて上から二番目の基準になります。
「青秀」とは?
前述した通り果物の等級づけにおいて、秀品の中に存在する区分の最も下の基準に沿ったものです。
大概3〜5ランクの等級づけがされるなかでの最下級扱いなのは否めません。
「赤秀」と「青秀」の違い
「赤秀」と「青秀」の違いを、分かりやすく解説します。
出荷先の基準によって違いますが、秀品はいわゆる高級品の部類に入ると言っていいでしょう。
このため形、色、糖度、傷などで精査が行われたうえで仕分けが行われます。
「青秀」は3〜5ランクの等級づけがされた場合に限らず秀品の中では最下級扱いなのは間違いありません。
一方で「赤秀」は大抵の場合「特秀」に劣る2番目。
ただし「特赤秀」や「特青秀」が設けられていた場合は下から2番目になってしまいます。
またそれぞれ厳しい精査基準があるため「青秀」の方が市場に出回る事が多いのは必然だと言っていいでしょう。
次いで「赤秀」「特秀」の順になり、価格は数に反比例して高騰化していきます。
まとめ
果実によってその評価基準は変わりますが「赤秀」の方がより質の高い果物であると言えます。
「青秀」は「赤秀」には劣るもの秀品なのは間違いありません。
昨今では見た目以外、糖度など科学的な数値の検出により、比較的ハズレは少なくなったと言えるでしょう。
しかし果物は生ものであるがゆえに、輸送上での傷から傷みが発生する場合も多々存在。
ふるさと納税やECサイトでも「秀品」を目安に注文したもの、実際には消費者側が満足できないものが来た事例が多くあります。
出荷元の農協であったり、市役所などが委託した業者の判断基準で「赤秀」「青秀」も決まるケースが多いと言えるでしょう。
大きさ、糖度の数値化はしても基準はまちまちで出荷先の自己判断になります。
このため同じ果物で同等の評価・等級づけがされた物であっても質はバラバラ、しばしばトラブルに発展します。