この記事では、「訪問看護」と「病院看護」の違いを分かりやすく説明していきます。
「訪問看護」とは?
「訪問看護」は看護師さんが困っている方の自宅を訪れて、看護師としての業務をおこなうことをいいます。
おもに自宅で治療を続けている方を、看護師としてサポートしてあげます。
脈や血圧を測って健康状態をチェックする、またリハビリにまつわるお手伝いをする、必要であれば点滴など医療業務をおこなうこともあります。
自宅で気持ちよく療養生活が送れるように、手助けをする内容をあらわします。
在宅医療が増えていく今、注目されている形態です。
「病院看護」とは?
「病院看護」とは看護師さんが、病院内で看護業務をおこなうことをいいます。
クリニックで入院している方、通院している方のお世話をおこないます。
緊急手術のため運ばれてきた患者さんのサポートをする、小児科でお子さんの話し相手になる、このほかお年寄りと話をしてカルテや点滴の準備をするのも「病院看護」の重要な作業です。
弱っている患者さんが健やかな生活ができるように、ドクターに付き添ってサポートをします。
「訪問看護」と「病院看護」の違い
「訪問看護」と「病院看護」の違いを、分かりやすく解説します。
大きな違いは、どこで看護をするかです。
患者さんの自宅でおこなうのが「訪問看護」、クリニックでおこなうのが「病院看護」です。
訪問看護を利用する時は、訪問看護を請け負うリハビリステーション等をつかいます。
病院看護は、それぞれのクリニックで活用されています。
「訪問看護」の例文
・『療養中の父のため、訪問看護をお願いした』
・『認知症の妻の相談で、訪問介護を受けた』
「病院看護」の例文
・『思わぬ事故で、病院看護のお世話になった』
・『病院看護の職につく母が、夜勤で出かけた』
まとめ
「訪問看護」と「病院看護」の違いをお伝えしました。
それぞれの差を知って、看護の知識に役立ててください。