この記事では、コンバースの「オールスター」と「チャックテイラー」の違いについて紹介します。
オールスターとは?
オールスターとは、コンバースの代表的なスニーカーです。
コンバースは1908年にアメリカのマサチューセッツ州で創業した会社で、元々は作業員向けのラバーシューズを製作していました。
オールスターは、バスケットボールシューズとして開発されたスニーカーです。
その後、カジュアルスニーカーとして愛され続けるロングセラーのブランドとなりました。
ハイカットモデルに加えてローカットのデザインも登場しカラーバリエーションも増えましたが、普遍的なデザインは今も受け継がれています。
アッパー部分に使用されている生地は、キャンバス地やレザーなどです。
チャックテイラーとは?
チャックテイラーは、コンバースのオールスターのヴィンテージモデルです。
チャックテイラーという名は、プロバスケットボール選手の「Chuck Taylor(チャック・テイラー)」に由来します。
オールスターを愛用し、普及に一役買ったことからその名前がオールスターのヒールパッチに刻まれるようになりました。
チャックテイラーとオールスターは全く同じものだったのですが、1976年にヒールパッチのデザインが一新されたことでチャックテイラーの名前が無くなります。
そのため「Chuck Taylor」という文字がヒールパッチに刻まれた時代のオールスターのことをチャックテイラーと呼ぶようになりました。
最近では、その時代の復刻版のモデルが登場し、それをチャックテイラーと呼んでいます。
オールスターとチャックテイラーの違い
チャックテイラーとオールスターは元々同じものでしたが、1960年代から1970年代のヒールパッチにChuck Taylorと刻まれたモデルをチャックテイラーと呼んでいます。
また、その復刻版についてもチャックテイラーと呼ばれることが多いです。
日本ではオールスターの方がよく知られています。
まとめ
チャックテイラーは、オールスターのヴィンテージモデルです。