この記事では、「ドラセナ」と「ユッカ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドラセナ」とは?
ドラセナは観葉植物として人気が高く、ドラセナ・マッサンゲアナやドラセナ・フラグランス、ドラセナ・コンシネ等色々な種類があります。
ドラセナ・マッサンゲアナは人気の観葉植物で、幸福の木と呼ばれることもあります。
アフリカの熱帯地域が原産で、熱帯アフリカや熱帯アジアに分布しています。
ドラセナには約50種類あるとされ、種類によって葉の形や模様などには違いがあります。
一年中緑の葉が楽しめる常緑樹で、2m程度のものから20mまで成長するものなど様々です。
生命力は強いですが、寒さには弱いとされます。
また、台湾では金運を呼ぶ木として人気を集めています。
「ユッカ」とは?
ユッカも観葉植物として親しまれており、北米が原産です。
北アメリカや中央アメリカに、約50種類が分布しています。
硬く尖った葉を持つものが多いです。
ユッカの代表的な種類には、ユッカ・エレファンティペスがあります。
太い幹と尖ったシャープな葉が特徴で、成長しても葉が大きく広がることはありません。
そのためオフィスなどに置く観葉植物としても利用されています。
日本では青年の木と呼ばれることもあります。
ユッカにはその他にも、ユッカ・ロストラータやユッカ・デスメティーナ、ユッカ・アロイフォリア等があります。
「ドラセナ」と「ユッカ」の違い
ドラセナはキジカクシ科スズラン亜科ドラセナ属に属する植物で、ユッカはリュウゼツラン科イトラン(ユッカ)属に属する植物です。
ドラセナとユッカは見た目は似ていますが、全く違う植物になります。
また、ユッカは中米から北米の乾燥地帯に分布していますが、ドラセナはアフリカに分布しています。
どちらも暖かい地域が原産なので寒さには弱いですが、ユッカの方がドラセナよりも寒さに強いです。
まとめ
キジカクシ科スズラン亜科ドラセナ属に属するのがドラセナで、リュウゼツラン科イトラン(ユッカ)属に属するのがユッカです。