最近では、さまざまなタイプのパソコンが販売されていますが、大きく分けるとビジネス用、ライトホビー用、ゲーム用と分けることができます。
この中でゲーム用とそれ以外のパソコンの大きな違いが高性能な「GPU」ということになります。
この記事では、「CPU」と「GPU」の違いを分かりやすく説明していきます。
「CPU」とは?
「CPU」とは、英語の「Central Processing Unit」の略で、昔はそのまま「中央演算装置」と呼ばれていました。
しかし、今ではこの名称は使われることはあまりなく、単に「CPU」と呼ばれます。
最も有名なのはやはり「インテル」のものですが、細菌では「AMD」や「アップル」も高性能な「CPU」を開発しています。
「GPU」とは?
「GPU」とは、英語の「Graphic Processing Unit」の略で、「画像処理装置」のことです。
元々は取り外し可能なカードタイプの「GPU」を「グラボ」、つまり「グラフィックボード」と呼んでいましたが、最近では取り外しができないものも含めた名前になっています。
「CPU」とは別に画像や動画、3Dグラフィックなどを専門に処理する部品なので、「CPU」と並行で動くことで高速な処理を実現することができます。
「CPU」と「GPU」の違い
「CPU」と「GPU」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは共にプロセッサーと呼ばれるコンピュータの頭脳というべき部品なのですが、その目的は大きく異なっています。
つまり、「CPU」が汎用的な計算やマルチタスクを実現するためのものであるのに対して、「GPU」はその名前が表すようにグラフィック(画像)を高速に処理することに特化したプロセッサーであるという部分です。
ただ、コンピュータである限り「CPU」は必ず必要で、「GPU」だけという構成はあり得ません。
逆に「CPU」だけでもほとんどのものは「GPU」の機能も持っているので、「GPU」が別についていなくても問題なく動きます。
まとめ
この記事では、「CPU」と「GPU」の違いを解説して来ました。
序文で述べたように、ゲーム用パソコンの特徴は高性能な「GPU」ですが、ホビー用でも動画編集や大きな画像の編集には、やはりミドルクラス以上の「GPU」が必要で、画像を扱わない音楽制作などに使用する場合は「GPU」よりも高性能な「CPU」と大きなメモリーが必要になります。
つまり、自分が何をしたいかを明確にしないとパソコンを選ぶことはできません。