洋酒をたっぷり使ったフランスの焼き菓子には「サバラン」や「ババ」があります。
この記事では、「サバラン」と「ババ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サバラン」とは?
「サバラン」とはフランスの菓子パンであるブリオッシュにシロップや洋酒を使ったフランスの焼き菓子であり、生クリームや果物を乗せたものを表す言葉です。
「サバラン」は別名「サヴァラン」とも呼ばれており、紅茶味のシロップやラム酒やキルシュのようなお酒を使っていることから風味がよく、色々なバリエーションが存在します。
「サバラン」に使われるお酒はこの他にもブランデーやグランマニエなどが使われており、本場フランスのお店ではデモンストレーションとしてお酒を目の前でかけてくれるサービスも存在します。
「ババ」とは?
「ババ」とは円環状にした生地にラム酒風のシロップをかけた焼き菓子を示す言葉です。
「ババ」はフランスの焼き菓子である「サバラン」と似ていることが有名であり、フランス以外にもイタリアのナポリでも人気があります。
「ババ」はヨーロッパ以外にも東欧でも作られる焼き菓子であり、ロシアやポーランド、ウクライナには様々なバリエーションの「ババ」が存在します。
ウクライナの「ババ」は円形しているプディングの料理を示す言葉であり、こちらも色々な人に親しまれています。
「サバラン」と「ババ」の違い
「サバラン」と「ババ」はフランスの焼き菓子としてよく似ているのが特徴です。
前者は洋酒に色々な種類のものを使いますが、後者は基本的にラム酒を使います。
「ババ」はフランス以外にもイタリアやロシア、ポーランド、ウクライナなどでも作られる焼き菓子であり、どれも生地が円筒状になっているのが特徴です。
まとめ
「サバラン」や「ババ」はフランスの焼き菓子として人気であり、洋酒やラム酒を使っているのが特徴です。
「ババ」は色々な国で作られている焼き菓子であり、日本でも洋菓子店で食べることが可能です。