この記事では、「画素」と「ピクセル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「画素」とは?
「画素」は、パソコン画面やデジタル画像などを構成する色彩を表現する最小単位のことです。
「画素」の量を「画素数」といい、画素数が高ければ高いほど、より繊細で美しく表現できます。
身近なところでは、液晶TVや液晶パネルにも「画素」が使われています。
液晶画素の仕組みとしては、ひとつの正方形内に赤・緑・青の三色が副画素として機能し、鮮やかな色彩を映し出すことが出来ます。
「ピクセル」とは?
「ピクセル」とは「画素」の別名で、意味は「画素」とほとんど同じです。
「ピクセル」は英語表記で「pixel」として使われることもあります。
また、「ピクセル」や「pixel」はデジタル用語と言えますが、商品名やサービス名としても使われています。
例えば、googleが提供しているスマートフォンシリーズの「google pixel」や、日本郵便もラベルの商品名といて活用しています。
「画素」と「ピクセル」の違い
「画素」と「ピクセル」は、同じ意味の言葉です。
「画素」や「ピクセル」が表現する色には、「色深度」という概念があり、「ビット」の数が多ければ多いほど多彩な色を生み出すことが出来ます。
「ビット」はデジタル情報の基本単位で、1ビットで0か1を表すことが出き、その組み合わせの分だけ情報を処理できるとも言えます。
最近のパソコンは64ビットが主流ですが、64ビットともなれば“2の64乗”にも及ぶ0と1の組み合わせが可能になります。
24ビットの色深度でも、ピクセルは約1600万色を表現できると言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「画素」と「ピクセル」は、どちらもパソコン画面やデジタル映像などの最小単位を示す言葉であることが分かりました。
また、「色深度」や「ビット」というキーワードとも密接に関わっています。
私たちが当たり前のように利用しているスマホ画面にも、この「画素」や「ピクセル」が関わっていて、美しい画像や映像を表現してくれているわけです。