この記事では、「花束」と「スワッグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「花束」とは?
花束は、はなたばと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、はなや美しく派手な事といった意味を持っている花の漢字に、一纏めにするとかたばにするといった意味を有する束の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
故に花束は、花を数本束ねた物を表すのです。
要するに切り花を茎が長い状態のまま幾本か束ねてた物であり、式典やお祝い等の際の贈答用としても利用されています。
「スワッグ」とは?
スワッグは、swagと英語表記も可能な言葉です。
そんなスワッグは、ドイツ語で壁飾りを意味する言葉であり、花や葉の付いた状態の枝を束ねて作る壁飾りを示します。
花を束ねて作る事から、見た目はブーケや花束と似てはいますが、あくまで壁に飾る用途を目的として作られた物に対して、用いるべき言葉です。
そのため、生花は勿論、ドライフラワーやブリザードフラワーといった物も駆使して作製されています。
「花束」と「スワッグ」の違い
花束とスワッグの文字表記を比べると、そもそも漢字とカタカナであり、使用されている文字も読み方も全然違っている事に気付けるものです。
所が2つ共に、複数の花を束ねて作られる物であり、ぱっと見は似ています。
とはいえ花束は、主に祝いの際等の贈答用として利用される物です。
もう一方のスワッグは、インテリアの壁飾りとして使われる物で、用途に関して明確な違いがあります。
まとめ
2つの言葉は見た目も読み方も全然似てはいませんが、共に茎が付いた花等を数本束ねて作るため、見た目の形状は似ていたりするのです。
ですが用途という点で、大きな違いを見出す事が出来ます。
ちなみに花束は、式典やお祝いの際の贈答用として利用される事が多いです。
対するスワッグは、インテリアとして壁に飾るのを目的として作られた物に対して用いられる言葉となっています。