この記事では、「市販品」と「商品」の違いを分かりやすく説明していきます。
「市販品」とは?
市販品とは、一般的なお店で購入することができる商品のことをいいます。
例えばシャンプーやトリートメントといったヘアケア用品はスーパーマーケットやドラッグストアなどで販売されていますが、ヘアサロンや美容室でしか販売されていないものもあります。
それらはサロン専用品と呼ばれ、市販品とは区別されています。
「商品」とは?
商品とは、売るための品物のことをいいます。
売買を目的としているので、生産者が消費するものは商品とは言いません。
例えば野菜は、農家が出荷して市場に出るものは商品になりますが自分たちで食べる分の野菜は商品とは異なります。
食品や衣料品、日用品、家電製品、雑貨など様々な商品が販売されており、情報なども含まれます。
また、株式や債券といった有価証券や投資信託などは、金融商品と呼ばれています。
「市販品」と「商品」の違い
商品は売るための品物のことで、市販品は一般的なお店で購入できる商品のことをいいます。
市販品は商品に含まれています。
商品には市販品以外にも、ヘアサロン等でしか購入できないサロン専売品やオーダーメイドで注文を受けてから作るもの等があります。
また、業務用など一般の消費者向けではない商品も、市販品とは区別されることが多いです。
「市販品」の例文
・『このスキンケアアイテムはエステサロンでしか売っていなかったが、今は市販品としてドラッグストアでも販売されている』
・『ドレッシングは手作りするよりも市販品の方が簡単で便利だ』
「商品」の例文
・『わが社の主力商品をリニューアルしたところ評判は上々だ』
・『この商品は業務用なので、一般的なスーパーマーケットには売っていない』
まとめ
商品は売買を目的にした品物で、市販品もその1つになります。
市販品は一般的なお店で購入できる商品を指しています。
