「the」と「that」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「the」と「that」の違いとは?違い

この記事では、「the」「that」の違いを分かりやすく説明していきます。

「the」とは?

“the”とは、「その」「例の」「問題の」「現在の」「無類の」「最高の」などの意味を含める英語です。


「the」の使い方

“the”は冠詞や副詞として使われています。


「that」とは?

“that”とは、「その」「あの」「あちらの」「例の」という意味を含める英語です。

「that」の使い方

“that”は形容詞や代名詞、副詞、接続詞、代名詞として使われています。

「the」と「that」の違い

“the”は話し手と聞き手のやりとりにおいて、特定できるものや限定されるものを示すために用い用いられる英語です。

具体的に言うと“the book”=「(さっき話題に出た)本」「(このあいだ教えてくれた)本」「(例の)本」のような意味合いになります。

一方、“that”はそれまでのやりとりに出てきていない初めてのものを指し示す意味で用いられるのです。

したがって、これまでの会話の話題に出てきていない本を指し示すときは“that book”になります。

「the」の例文

“The restaurant you mentioned earlier, why don’t we go there together this coming weekend?”(さっき話してたレストランだけど、今度の週末、一緒に行ってみない?)

「that」の例文

“That painting was done by my mother. ”(あの絵は私の母が描いたものです)

まとめ

“the”“that”はいずれも日本語では「その」に訳される英語です。

しかし、二語の間には細かい使い分けがあり、“the”はこれまでの会話の話題に出てきたものを指して用いられます。

一方、“that”は逆にこれまでの会話の話題にはまだ出てきていないものを指して用いられます。

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