この記事では、「アクレーヌ」と「羊毛フェルト」の違いについて紹介します。
アクレーヌとは?
アクレーヌとは、ハマナカ株式会社が販売しているニードル専用素材の商品名です。
ハマナカ株式会社の代表的な商品にはアクリル100%の毛糸ハマナカボニーがあります。
そこから誕生したのがアクレーヌで、ニードルフェルトに適した加工が施されています。
アクレーヌは高品質のアクリル素材でできていて、ニードル(針)で指すことによってぬいぐるみや小物を作ることができます。
早くまとまるのが特徴で、力が弱いお子様や高齢の方でも簡単に作れます。
繊維の強い膨らみ感により、ぷにゅっとした独特の柔らかさがあります。
エコタワシを作るのにも最適です。
羊毛フェルトとは?
羊毛フェルトとは、羊毛(ウール)をニードルという特殊な針でつつくことで繊維を固めながらぬいぐるみや小物などを作る手芸とその素材のことをいいます。
羊毛フェルトは、ニードルフェルトとも呼ばれています。
動物や食べ物などをモチーフにした作品が多く、マスコットやブローチなどを作ることが多いです。
羊毛はまとめただけではほどけてしまいますが、ニードルで刺すことで繊維が固まりフェルト化します。
羊毛フェルトの愛好家は多く、人気作家なども存在しています。
アクレーヌと羊毛フェルトの違い
アクレーヌも羊毛フェルトもニードルフェルトに使われる素材です。
アクレーヌと羊毛フェルトは、使われている原料に違いがあります。
アクレーヌはアクリル素材でできていますが、羊毛フェルトの素材は天然の羊毛(ウール)です。
アクレーヌの方がまとまりやすいので、初心者には向いています。
また、羊毛フェルトの方が柔らかさがあるので、動物の毛などナチュラルに表現したい時には羊毛フェルトの方が適しています。
カラーバリエーションも羊毛フェルトの方が多いです。
まとめ
アクリル素材でできているのがアクレーヌで、羊毛(ウール)でできているのが羊毛フェルトです。