この記事では、「カプチーノ」と「ラテマキアート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カプチーノ」とは?
「カプチーノ」とはエスプレッソにフォームドミルクとスチームミルクを足したコーヒーです。
それぞれ同じ割合になるよう淹れられるので、割合としてはミルク6割になりますが、エスプレッソが味も香りも濃厚になる淹れ方なだけにまろやかな味わいのコーヒー程度にはコーヒーらしさを感じられます。
ただしミルクをたっぷり入れるコーヒーであっても、泡立てたミルクであるフォームドミルクと蒸気で温めたスチームミルクの両方を使わないものはカプチーノと呼ばれません。
「ラテマキアート」とは?
「ラテマキアート」とはエスプレッソでコーヒーの風味を付けた乳飲料です。
ラテは牛乳マキアートは染みがついたという意味のイタリア語で、その名の通り牛乳に染みができる程度に少量のコーヒーを足したものになります。
ラテマキアートに使われる牛乳は泡立てられたフォームドミルクで先にグラスに注いでおき、それに少量でもコーヒーの風味を足せるよう味が濃い淹れ方であるエスプレッソを加えるというのがラテマキアートの作り方です。
「カプチーノ」と「ラテマキアート」の違い
「カプチーノ」と「ラテマキアート」の違いを、分かりやすく解説します。
エスプレッソにフォームドミルクとスチームミルクを加えたコーヒーが「カプチーノ」で、フォームドミルクにエスプレットで香り付けした乳飲料が「ラテマキアート」です。
「カプチーノ」におけるエスプレッソの割合は1/3ですが「ラテマキアート」におけるエスプレッソの割合は1割程度しか加えられません。
まとめ
ミルクは2種類でたっぷり加えるけれどエスプレッソの濃さでしっかりコーヒーとして楽しめるのが「カプチーノ」で、「ラテマキアート」は泡立てたミルクが主役でありエスプレッソは風味づけでしかないというのが両者の違いです。
そのため「カプチーノ」はコーヒーですが、「ラテマキアート」は乳飲料という分類になります。