この記事では、「カピバラ」と「カワウソ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カピバラ」とは?
カピバラは愛らしい姿で人気の動物で、和名は鬼天竺鼠(オニテンジクネズミ)といいます。
ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属に属しています。
ネズミの仲間の中では最も大きく、体長は80㎝程です。
体重は50kgから60kgになります。
カピバラはアルゼンチンやパナマ、ブラジルといった南アメリカに分布しており、水辺の草原に生息しています。
草食性で、水草や草を好んで食べています。
動物園等では果物や野菜を食べることもあります。
また、カピバラという名前は、インディオの言葉で「草原の支配者」という意味になります。
「カワウソ」とは?
カワウソは、イタチ科カワウソ亜科に属する動物です。
世界の幅広い地域に分布していますが、南極大陸やニュージーランド、オーストラリア大陸にはいません。
コツメカワウソやユーラシアカワウソ、ニホンカワウソ、オオカワウソといった種類があります。
水族館で人気のラッコもカワウソに含まれます。
最も小さいのはコツメカワウソで、爪が小さいことからコツメカワウソという名前が付きました。
動物園や水族館などでも人気があります。
カワウソは生息数が減少していて、絶滅危惧種に指定されているものも多いです。
カワウソは肉食性で、魚や甲殻類、カエルなどを食べます。
泳ぎが得意で、泳ぎながらエサとなる生き物を捕まえることもあります。
オオカワウソはカワウソの中では最も大きくアマゾン川などにも生息していて、小さいワニを食べてしまうこともあるといいます。
「カピバラ」と「カワウソ」の違い
カピバラとカワウソは愛らしい見た目が少し似ていますが、全く違う動物です。
カピバラはネズミの仲間ですが、カワウソはイタチの仲間になります。
カピバラは草食性ですが、カワウソは肉食性になります。
まとめ
カピバラはネズミの仲間で、カワウソはイタチの仲間です。