「もずく」と「わかめ」の違いとは?分かりやすく解釈

「もずく」と「わかめ」の違いとは?違い

意外と知られていない本当のもずくとは?

この記事では、「もずく」「わかめ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「もずく」とは?

世間一般的には「もずく酢」として食べられる事が納豆や豆腐と並んで3パック包装で売られている事からも、日常から好んで食べている人が多いと推測できるでしょう。

しかし一般的な食用「もずく」「オキナワモズク」で本来のもずくとは少し違っています。

本来の「もずく」は大型の海藻に着生している事で知られていますが「オキナワモズク」の場合は他の海藻に着生しません。


「わかめ」とは?

日本で海藻として一番食べられている種類だと言っていいでしょう。

「わかめの味噌汁」は日本人のソウルフードともいえ、乾燥味付けわかめの混ぜ込みご飯は給食の定番メニューだと言っていいでしょう。

また「めかぶ」はわかめの根元と呼ばれアルギン酸やフコイダンが豊富な健康食としても注目を集めています。


「もずく」と「わかめ」の違い

「もずく」「わかめ」の違いを、分かりやすく解説します。

「もずく」の本来種は「糸もずく」と呼ばれ、他の海藻に着生しないため希少品であると言っていいでしょう。

市場に出回っているもずくの99%は養殖による「オキナワモズク」です。

「わかめ」は日本人にとって馴染み深い海藻ですが、近年の地球温暖化は海温にも影響を与えており、高温に弱いわかめにとって深刻なものがあると言えるでしょう。

可食部が「わかめ」「めかぶ」の二種類あるのが「もずく」と違った点になります。

また栄養成分的にいえば、両者ともにフコイダンは含有していますが、「もずく」は重量の25%がフコイダンであり、その多さは特筆すべきものがありました。

「わかめ」はいわゆるミネラルが豊富だと言っていいでしょう。

また食後血糖値を抑える作用や腸内環境を整える事も知られています。

血糖値と中性脂肪値の上昇を抑制するため、生活習慣病患者及び予備軍には貴重な食物だと言っていいでしょう。

まとめ

「もずく」は本来の「もずく」種は糸もずくと呼ばれ、他の海藻に着生しないのが特徴。

一般的に食用としてわかめの根元と呼ばれる「めかぶ」と比較されるのは「オキナワモズク」だと言っていいでしょう。

フコイダン含有量は海藻類の中で断トツです。

「わかめ」「めかぶ」と合わせて、上から下まで可食できる海藻として知られています。

その栄養の特徴はミネラルが豊富な事、また摂取により血糖値や脂質の上昇を抑える作用が研究論文で出され、生活習慣病ならびに予備軍には強い味方だと言っていいでしょう。

違い
違い比較辞典