この記事では、「部屋干し洗剤」と「普通の洗剤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「部屋干し洗剤」とは?
部屋干し洗剤とは、洗濯物を天日干しせずに室内で乾かす場合を想定して作られた洗剤のことをいいます。
太陽の光には殺菌作用があり、天日干しすることで雑菌の繁殖が防げます。
部屋干しの場合には湿った状態が長く続き、太陽の光を浴びることもないので雑菌が繁殖しやすい環境になります。
そのため臭いが残ってしまうことがあります。
部屋干し洗剤には、雑菌が繁殖しないように抗菌成分が多く含まれています。
近年、ライフスタイルの多様化などもあり夜に洗濯して部屋干しする人も増えていることから、部屋干し洗剤のニーズも高くなっています。
「普通の洗剤」とは?
普通の洗剤は、洗濯機や手洗いなどで衣類の汚れを落とすための製品です。
界面活性剤を主成分としており、粉末タイプや液体タイプ、ジェルボールタイプ等があります。
また、襟や袖といった特定の部分に使用する部分洗い用洗剤や家庭用の洗濯機だと洗うのが難しいおしゃれ着用の洗剤などもあります。
普通の洗剤に色々な商品があり、その中には抗菌成分が含まれているものもあります。
「部屋干し洗剤」と「普通の洗剤」の違い
部屋干し洗剤は天日干しせずに室内に干すことを想定して作られた洗剤で、抗菌成分が多く含まれています。
そのため防臭効果が高く、カビを防ぐ作用もあります。
普通の洗剤には通常抗菌成分は含まれていませんが、中には消臭力を謳って抗菌成分を配合しているものもあります。
そのため部屋干し洗剤と普通の洗剤の境界は曖昧です。
また、部屋干し洗剤は必ず室内で干す場合に使うというわけではなく、洗濯物を天日干しする場合に使用しても問題はありません。
価格は普通の洗剤よりも部屋干し洗剤の方が高いです。
まとめ
部屋干し洗剤は普通の洗剤に比べ、抗菌成分が多く含まれています。
そのため防臭効果が高い洗剤です。
