お米を使ったヨーロッパの料理には「メロッソ」や「リゾット」があります。
この記事では、「メロッソ」と「リゾット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メロッソ」とは?
「メロッソ」とはスペインの雑煮を示す言葉であり、正式名称は「アロス・メロッソ」と呼ばれています。
この言葉に使われている「アロス」は米という意味のスペイン語であり、「メロッソ」は蜂蜜を表すスペイン語です。
お米を使ったスペインの雑煮にはこれ以外にも「アロス・セコ」や「アロス・カルドソ」があり、前者はスープが飛んだドライライスを示し、後者はスープがたっぷりと入った雑煮となっています。
「メロッソ」はこの2つの中間のスープ量となっており、程よく煮汁感が残っているのが特徴です。
「リゾット」とは?
「リゾット」とはイタリアで作られる米料理を表す言葉であり、こちらは雑炊風であることから日本でも人気の料理として有名です。
「リゾット」に使うお米は細長く、イタリア米やジャバニカ米が使われます。
これらの米は調理過程で研がないのが特徴であり、水分が豊富な古米の方が向いています。
「リゾット」はお米の芯が残るように炊くのが基本であり、アルデンテ状になるのが特徴です。
「リゾット」と似ている料理には「パエリア」がありますが、こちらはお米を使ったスペイン料理であり、大きなパエリア鍋に魚介類を中心とした様々な食材を入れたものとして有名です。
「メロッソ」と「リゾット」の違い
「メロッソ」はスペインの雑煮を示す言葉であり、こちらはお米とスープの煮汁が程よく混ざっているのが特徴です。
「メロッソ」とよく似ているものには「パエリア」があり、こちらはパエリア鍋を使った炊き込みご飯として有名です。
「リゾット」はイタリアで作られる米料理を示す言葉であり、雑炊風であることから日本でも人気のメニューです。
まとめ
「メロッソ」はお米を使ったスペイン料理であり、「リゾット」はお米を使ったイタリア料理を示す言葉です。