この記事では、「マッシュポテト」と「ジャーマンポテト」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「マッシュポテト」とは?
じゃが芋をお湯の中に入れて、しっかり火が通るまで茹でたものを潰し、滑らかにしたところにバターや牛乳を入れた料理を「マッシュポテト」といいます。
皮をきれいに剥いたじゃが芋を5mm幅に切るところが美味しく仕上げるコツです。
茹でやすいように小さく切り、たっぷりのお湯で茹でます。
米国では茹でたじゃが芋を簡単に押し潰せるポテトマッシャーに入れて、底面から出てきたものを味付けするのです。
最近は、お湯を入れるだけですぐに滑らかで深みがある味の「マッシュポテト」がスーパーで売られています。
「ジャーマンポテト」とは?
19世紀の英国で庶民が食べていた「ジャーマンポテト」は、千切りにした玉葱と短冊切りのベーコンを油で炒めて作る料理です。
じゃが芋は0. 5mm程度の輪切りか、太めの乱切りにしてからお湯で火が通るまで茹でますが、形が崩れるほど茹でないのがうまく作れるコツになります。
英語で“German fries”と書くように、フライパンにオリーブオイルをしき、そこに茹でたじゃが芋と玉葱、食べやすく切ったベーコンかソーセージ、細切りにしたニンニクを入れて軽く炒めて調理する料理です。
味付けは塩と胡椒、粒マスタードで味付けして、最後にパセリを全体的にかけて盛り付けます。
「マッシュポテト」と「ジャーマンポテト」の違い
「マッシュポテト」と「ジャーマンポテト」の違いを、分かりやすく解説します。
お湯でじゃが芋を茹でて、そこに塩と牛乳、バターを入れて味付けをする「マッシュポテト」は、滑らかな食感を楽しめる芋料理です。
「押し潰す」といった意味がある「マッシュ」と「じゃが芋」を掛け合わせた言葉であり、深みと甘みが混じり合う芋料理になります。
もう一方の「ジャーマンポテト」は英国の味であり、じゃが芋にソーセージとベーコン、ニンニクを切って入れる料理です。
味付けはオリーブオイルと胡椒、塩、粒マスタードで、「マッシュポテト」よりも濃厚な味に仕上がります。
肉を入れるところが「マッシュポテト」とは違い、こってりしたおつまみ料理になるのです。
まとめ
じゃが芋を使った料理を2種類ご紹介しましたが、作り方や味、見た目など色々な点に違いがあります。
料理サイトや動画といったもので比べてみるといいでしょう。