「幕之内一歩」はどっちを使った?
この記事では、ボクシンググローブ「8オンス」と「12オンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「8オンス」とは?
8オンスのグローブは約226. 796グラムになります。
スーパー・ライト級以下の試合で着用されますので、人気ボクシング漫画『はじめの一歩』の主人公「幕之内一歩」がつけているのは8オンスのグローブでした。
スポーツファンならご存知の方も多いでしょうが、国とメーカーによってその作りが違います。
メキシコ製は拳部分が薄くてハードパンチャーには有利と言うのは有名な話。
「12オンス」とは?
12オンス=340. 194グラム相当の重さのボクシンググローブになります。
日本国内では8オンスと10オンスのグローブしか試合では使えないため、必然的に12オンスのグローブは練習用になりました。
練習と言っても練習主がスパーリングパートナーに何を求めるかで12または16オンスどちらかのグローブで変わってきます。
またトレーナーやジムの方針によっても変わってくると言っていいでしょう。
ボクシンググローブ「8オンス」と「12オンス」の違い
ボクシンググローブ「8オンス」と「12オンス」の違いを、分かりやすく解説します。
一見重いグローブの方が破壊力がある様に思えますが、実のところは逆です。
グローブが軽い=パンチ速度、小さい分ダイレクトに衝撃が伝わり、相手にとっては回避しづらく危険なのは言うまでもありません。
このため6オンスは全世界的に禁止となり、現在は8オンスと10オンスのみの使用になりました。
このため12オンスは主に練習での着用になると言っていいでしょう。
一般的には試合が迫っている際のスパーリングでは16オンスが使われる事が多く使われます。
まとめ
日本国内では8オンスのグローブはスーパーライト級以下の階級の試合で着用されます。
それに対して12オンスのグローブは試合での使用が認められていないため、対人練習で使われる事が多いと言えるでしょう。
スパーリングでは大事な試合前でしたら16オンスがメイン。
選手やジムのトレーナーがスパーリングパートナーにある程度のスピードを求める場合やリスクマネジメント次第で12オンスも選択される場合があると言えるでしょう。