この記事では、「面白い」と「興味深い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「面白い」とは?
「面白い」には、次のような意味があります。
1つ目は興味をそそられ、心が惹かれるさま。
2つ目はつい笑いたくなるさま。
3つ目は心が晴れ晴れするさま。
4つ目は普通と違って珍しいさま。
5つ目は好ましいこと。
6つ目は趣深いこと。
です。
「面白い」の一言には以上のような意味があり、様々な場面で用いられています。
「興味深い」とは?
「興味深い」には、おもしろくて気持ちが惹きつけられるさま。
といった意味があります。
関心がある、好奇心がある、といったことと似ている状況で、その物事に対し、惹きつけられる状況が「興味深い」になります。
「面白い」と「興味深い」の違い
「面白い」と「興味深い」が持つ意味の中には、同じような意味も含まれています。
心を惹かれる、気持ちが惹きつけられる、といった意味が「面白い」にも「興味深い」にも共通して持つ意味になります。
ただし、そのほかの意味を「興味深い」が持っていないことに対し、「面白い」は、他にも様々な意味を持つ言葉になります。
その点に大きな違いがあります。
例えば、「面白い話」と「興味深い話」の意味を比較した場合、どちらも共通して、興味がある話、心惹かれる話といった意味があります。
そのうえで、「面白い話」には、別の意味もあり、「面白い話」の場合、笑えるような滑稽な話といった意味として用いられることもあります。
この意味が「興味深い話」にはありません。
「面白い」の例文
・『いつも、彼は面白い話ばかりして楽しませてくれる』
・『最近、仕事が面白くなってきました』
「興味深い」の例文
・『彼の話は、いつも興味深い』
・『この本には、興味深い文章がたくさんある』
まとめ
以上のように、「面白い」には、「興味深い」に比べ、様々な意味を持つ言葉だという違いがあります。