末尾のアルファベットの意味とは?
この記事では、ライオン・システマ「44m」と「44h」の違いを分かりやすく説明していきます。
システマ「44m」とは?
東京都台東区にある『ライオン株式会社』のオーラルケアブランドであり、そのなかで歯科医院向けのブランドネームが「システマ」です。
ブランドネームの下に表記される「44」は歯ブラシのヘッドサイズを示したものになり「42」がレギュラーヘッドと呼ばれます。
勘違いしやすいのは数字が大きくなったからと言ってヘッドサイズが大きくなった訳ではありません。
逆に小さくなったコンパクトサイズに該当します。
その後につく「M」は歯ブラシの用毛の量を示したものです。
「44h」とは?
概要に関しては前述した「44m」と同様だと言っていいでしょう。
違う部分としてはアルファベット表記が挙げられます。
「m」と同様に歯ブラシの毛の量を表したものでした。
ライオン・システマ「44m」と「44h」の違い
ライオン・システマ「44m」と「44h」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも44が示す通りコンパクトなヘッドサイズの歯ブラシです。
その違いは歯ブラシの用毛量です。
歯ブラシはやわらかめ・普通・かための三種類が扱われている事が多いため「medium」「hard」だと勘違いする方も多い事でしょう。
実際には2点の中心を示す「middle」と「high」になり、同じ太さの用毛を束ねた量を表しています。
また「44h」はコンパクトかつ刷掃力に飛んでおり、歯ブラシの入りづらい歯間部や矯正器具を装着した部位などの磨きにくい場所で磨き残しを減らせる事が可能。
細かい場所で能力をより発揮できる製品だと言えるでしょう。
対する「44m」は歯間部など磨きづらい部分での刷掃能力は劣りますが、それ以外の分野ではhタイプと遜色なく使う事が可能です。
まとめ
両者ともにコンパクトなヘッドサイズの歯ブラシなのは共通です。
Hタイプはシステマに使われているスーパーテーパード毛を纏めてMタイプよりも多く用毛してあるのがスペックの特徴だと言っていいでしょう。
このため「44h」は通常歯ブラシの届きにくい磨き残しやすい場所で存分に能力を発揮します。
「44m」は総じてオールラウンダー。
歯ブラシの入らない歯間部での刷掃力はHタイプに劣るもの、全く使えない訳ではなく汎用性の高い製品だと言えるでしょう。